cocoa0821さんより質問がありました

不動産たろうさま

最近こちらのブログにたどり着き勉強させていただいており大変感謝しております。
未経験開業の身でして、たろうさまの”がんばれ”には涙が出そうになりますが皆様頑張っているお声を聞くと勇気がでてなんとか頑張ろうと思う日々です。

土地売買の客付け専門なのですが未経験開業ゆえ実務がわからず悩んでおります。

①買付前に元付業者に問い合わせする時に物件の細かな情報まで聞けるものなのでしょうか？元付様にはご挨拶には伺いましたが今回のお取引ではいただけたのがマイソクのみでお客様に買い付けの判断をいただいているのですがもっと買い付け前に資料を欲しいとお願いしたり突っ込んだ質問をしてよいのかわからなくて。。しつこく質問して紹介してもらえなくならないかと心配になり売渡承諾書をいただけたら細かな内容を聞こうかと遠慮してしまいました。
買主様や取引のことを考えてお願いするべきでしたか？
どう対応するのが良いのでしょうか？

➁告知書についてですがたろうさまは売主様からいただいておられますか？他社の重説が手に入るので確認したところ8社中で告知書が添付されていたのは1社のみでした。客付けの身としてはいただきたいところですがあえて皆様もらわないのかそれとももらえないからほとんど添付されない理由がわからないのでどうされているのか教えていただけますでしょうか。

的外れな質問かもしれませんが、業務に対する疑問がいっぱいで少しづつでも解決していけたらと思う次第です。

こんな状態ですのでお忙しいところ大変恐縮ですが客付けの業務の実務について流れを細かく教えていただけると大変有難いです。お時間許しましたらよろしくお願い申し上げます。

cocoa0821様

質問ありがとうございます。

まずは頑張れ！！！

お答えいたします。

遅くなりすみません。

①元付への確認

元付業者に細かいこと聞いていいですよ。

だって数千万円単位の買い物ですから。

ノープロブレム。

当社もレインズに物件を掲載をしていますが、いつもように客付け業者から電話がかかってきます。

「まだ、物件はありますか？」

「当社で広告をさせてください」（いやじゃ）

「今週末にオープンハウスをさせてください」（いやじゃ）

「測量はしてくれるんですか？」

「売却理由は？」

「詳しい資料ください」（以下参照）

「抵当権はありますか？」

「となりの民家にはどんな人が住んでいますか？」（しらんがな）

などなど。

ただ、何度も電話するのは気が引けるでしょうから、

メモ書きにまとめて電話をすれば一回の電話で済むでしょう。

また、詳しい資料でよくあるのは、

・法務局関係書類

公図、地積測量図の2点

登記情報（これは送ってくれない業者がほとんど、売主が分かってしまいますから）

・ゼンリンの地図

こんな感じでしょうか？

これくらいは送ってくれると思います。

送ってくれない業者もありますが、まあ、気にせずに。

ところで、

「売渡承諾書」？って、

あまり一般的ではないと思いますよ。

そういう名前の書類があるっていうのは知っていますが、

私は使ったことがありません。

確かに協会の重契ダウンロードのページにリンクがありますね。

でも、知らないです。

まあ、地域によってはそういう慣習もあるのでしょうかな。

②告知書

告知書はケースバイケースですが、当社が売主元付だった場合は、

たしかにめんどくさいので、作成しないケースもあります。

うーん。

買主や買主業者からしてみたら、確かに告知書があったほうがいいのでしょうが、

記載ミスや誤字脱字があったりするとトラブルの原因になったりするし、

宅建業法的にも義務ではないので（たぶん）、私はほとんど作成しないですかね。

逆に当社が買主業者だった場合は、あった方がいいのですが。

でも、その際に売主側業者に「告知書をつくってくれないか？」っていうのも

なかなか言いにくいです。

買主業者であれば、契約が具体的になったタイミングでお客さんと現場に同行し、

白紙の告知書を持参し、一点一点現地で確認をするくらいやってもいいのではないでしょうか？

まあ、別に告知書をつくらない売主側業者を擁護するわけではありませんが。

最近、飲みに行っていない。

刺身と生ビール。

いいですね。

またいつでも質問お待ちしております。

なんでも聞いてください。

最後にもう一度。

未経験開業、

頑張れ！！