不動産屋の実務 ピンハネシリーズ 引っ越し業者からの紹介料
不動産屋の実務
引っ越し業者からの紹介料
不動産屋のピンハネシリーズ
不動産屋業界では常識です。
不動産屋がお客さんに紹介する引越し業者からお金が貰えます。
システムは簡単でファックスを使って、紹介するだけです。
「不動産屋を開業後、引越し業者とどのように接点を持てばいいの?」と疑問があるかと思います。
心配はいりません。心配無用。
実際に不動産屋を開業したら、
連日連夜飛込で引越し業者の営業マンが次から次へと押し寄せてきます。
元気のいい声で
「〇〇引越し株式会社の〇〇です!御社のお客様をご紹介いただきたく・・・」
という感じです。
契約書も何もありません。
ただファックスを送るだけです。
あとは、勝手にそれぞれの引越し業者が営業をします。
気になる手数料の仕組みは、会社によって様々です。
・見積依頼のファックスを送るだけで500円
(成約の有無にかかわらず)
・成約価格の10%~20%の手数料
・成約ごとに5,000円
・成約ごとにクオカード3,000円分
などなど・・・。
不動産を購入する時も借りる時も、
お客さんは全てを不動産屋に頼ります。
火災保険や引っ越し業者、室内内装工事等・・・。
案内からお引渡に至るまでの一連の流れの中でお客さんから
「引っ越し業者はどこが安いですか?」
↑だいたいこういう質問があります。
しめたものです。
その際は、
「引越し業者はお客さんが直接見積もりをとるより、弊社から紹介するほうが安くなりますので、
弊社から見積もり依頼を出しておきます。お客さんの氏名住所と携帯番号を複数社の引越し業者に教えてもいいですか?」と聞きましょう。
さらに「引っ越しの見積もりは1社だけだど見積もりが高くなりますので、
2~3社の引越し業者に相見積もりを取れば、必ず安くなります」と付け加えておけば、
100満点です。
売買専門で不動産屋をしていると、引越し紹介は賃貸仲介のようにそんなに頻繁ではありません。
しかし、ただファックスを送るだけで、手数料が貰えるというのは、魅力的です。
仲介手数料だけではない、不動産屋のピンハネシリーズ。
今後も続けていきます。
営業に自信のある方はもちろん、まったく営業経験がなくても、
日々サービス残業やパワハラ、尊敬できないモンスター上司にしがみつく人生にサヨナラしましょう。
宅建を取って、不動産屋を開業しましょう。
ひとりでも少額資本でもランニングコストも安く営業出来ます。