土砂災害警戒区域でまたまた起きてしまいました
再三にわたってこのブログでも警告をしていましたが、
またしても起きてしまいました。
熱海市で斜面を切り開いたような宅地で土石流が発生。
多数の犠牲者が出ており、今なお行方不明者の捜索が必死に続けられています。
土砂災害警戒区域での宅地開発はやっぱり危険です。
私は知り合いには土砂災害警戒区域の物件は紹介していません。
津波→強い揺れを感じた後すぐに高台や鉄筋コンクリート造、鉄骨造の3階以上に逃げられる。大津波警報でも町内のサイレンでも教えてくれるので、避難可能。
液状化→建物は傾くが、犠牲者がでたという話は聞いたことがない。
大雨特別警報での浸水→特別警報や天気予報で予測可能。津波と同じく鉄筋コンクリート造、鉄骨造の3階以上に避難可能。
土砂災害→土砂が一気に数秒で街を飲み込み、エスケープ不可。また、周辺に多数の土砂が流入しているため、救助も困難。
土砂災害警戒区域に住んでいる人ならまだしも、
そうではない場所でもたびたび発生しています。
実際に2014年、広島で起きた土砂災害は警戒区域以外で起きました。
また女子高校生が街を歩いていて急に土砂の見込まれ犠牲になるケースもありました。
こんな理不尽なことがあるでしょうか。
ただ歩いているだけで。
人災です。
何度でも言います。
人口が減少している日本でなんで斜面を切り開いて宅地を開発しなければいけないのでしょうか。斜面だけではありません。山の麓にある住宅地も同じように危険です。
土砂災害警戒区域に居住の人は平野部に引っ越し。
役所も宅地開発を認めない。
下水上水、電気などのライフラインもカット。
全国の宅建業者や役所の皆さん。政治家の皆さん。
山を切り開いた宅地開発を認めないでください。
また、同じことが起きます。