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公図の道路地番は要確認(道路に地番)

公図の道路地番は要確認(道路に地番)

 
取引をする物件の地番を調べて、所有者や抵当権等を調査しますが、
物件に隣接する地番は勿論ですが、前面の道路にも地番があれば、
確認をしなければなりません。
 

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↑こんな感じで前面道路に地番がある場合が結構あります。
 
 
地番を調べた結果、国や都道府県、市区町村なら問題はありませんが、
個人名や企業名が出てきたときは問題です。要注意です。
通行の許可や、建物を新築する際は上下水道の引込の許可をもらう必要が出てきます。
 
重要事項説明書の際に上記の内容を詳しくすれば特に問題はありませんが、
ついうっかり前面道路に地番があることを忘れてそのままにしておいたりすると
引渡が終わってから大変なトラブルになる可能性がありますので、
法務局で公図を取得したらまず、前面に地番があれば、その所有者を調べるのも忘れずにしましょう。
 
未経験者不動産実務のバイブルである
2時間で丸わかり 不動産の基本を学ぶ」畑中学著の64ページから65ページに詳しく記載があります。
不動産未経験者はもちろん、経験者の方にとってもバイブルです。