元金均等(がんきんきんとう)と元利均等(がんりきんとう)
元金均等(がんきんきんとう)と元利均等(がんりきんとう)
ローンの返済方法には上記の2種類あります。
詳しい内容はこちらのサイトをご覧ください。
まあ、結局は元金均等のほうが総額支払いも安く済み、
毎月の元金が固定されていますので、わかりやすいです。
なので、住宅ローンも元金均等でいけばと思いますが、
そうは問屋が卸しません。
ほとんどの民間の金融機関(市中銀行)は住宅ローンに元金均等がありません。
だいたい元利均等になります。
元利均等であれば、当初の返済は安く済みますが、総額の支払いは当然高くなります。
で、住宅ローンでも元金均等ができるローンがあります。
フラット35です。
フラット35は元金均等ができる唯一の金融機関といってもいいぐらいの金融機関です。
不動産購入を検討しているお客さんでもほとんどの人は、
元金均等と元利均等の違いは知りません。
しかし、たまーにファイナンシャルプランナーを持っていたり、
自営業者の人で少しローンのことが詳しい人は「元金均等でして」という人がいます。
(事業系の融資は、ほとんどが元金均等のため)
でも、民間金融機関ではできません。フラットはできます。
不動産業者として最低限、この知識は入れておきましょう。