任意売却のつづき それに伴う特約文例集
任意売却のつづき それに伴う特約文例集
任売の補足です
任売の場合は、売主は生活が破綻に近い状態になっており、
何か月も住宅ローンを滞納しています。
つまり、
瑕疵担保責任免責ということになります。
もし、自分が客付けの立場で、他社物件を扱うとき、
物件資料の備考欄に「任意売却」という記載があれば、
案内時に必ずお客さんに伝えておきましょう。
また、自分が任売の物件の媒介をとった際には、
忘れずに備考欄に「任意売却」の記載をしておきましょう。
で、今日のおまけ。
任意売却(瑕疵担保責任免責)の特約文例です。
任意売却以外でも瑕疵担保責任免責の際には使えます。
重説と契約書に必ず記載しましょう。
以下特約
不動産売買契約書第〇条(瑕疵の責任)の定めにかかわらず、売主は、本物件の隠れたる瑕疵につき一切の担保責任を負わないこととし、買主はこれを確認しました。
また、売主は不動産売買契約書第〇条(設備の引き渡し・修復)の定めにかかわらず、本物件の設備につき一切の修復義務を負わないこととし(、設備表の交付はおこなわないこととし)ます。
↑これを入れておけば大丈夫でしょう。
今日のまとめ
・任意売却の時は瑕疵担保責任免責
・遅くとも案内時には(お客さん)買主に伝える
・媒介をとり、物件資料を作成するときに、
備考欄に「任意売却のため、瑕疵担保責任免責」と記載
↑不動産売買仲介業者として必読です。
少し古い本ですが、任売の一連のスキームがわかりやすく書かれています。