団体信用生命保険（だんしん）
団体信用生命保険（だんしん）
住宅ローンを借りて返済中に万が一の事（死亡や事故等で高度障害が残った）があった際に、
金融機関が残った住宅ローンを支払ってくれる保険です。
賃貸住宅に住んでる人は、ご主人に万が一のことがあれば、
家賃を払い続けれなければなりませんが、
住宅ローンを組んでいる人はそうではありません。
一括返済されます。
考えようによっては、賃貸よりも住宅ローンを組んだ方が、
ある意味安心感があるかと思います。
告知事項に虚偽があったり、住宅ローンを組んでから1年以内の自殺の場合は、
保険がおりないケースがあります。
このように非常に便利で有効な保険があるのですが、
住宅購入を検討されているお客さんでも、意外とこの保険を知らない人が多いのです。
案内の際にこの団体信用生命保険の説明が出来れば、
購入を検討されているお客さんの背中を押してあげられることになります。
で、今日一番お話をしたいのは、
ほとんどの民間の金融機関（都銀、地銀）では住宅ローンを組む際に
この団体信用生命保険が必須になります。
つまり過去に告知事項に該当するような大きな病気を経験された人は、
銀行で住宅ローンを組むことが不可能です。
ということは過去に大きな病気を経験した人はそもそも住宅ローンを組んで、
不動産を購入することが出来ないのか？と思いますが、
そうではありません。
「フラット35」というローンであれば、団体信用生命保険が必須ではありません。
フラット35は団体信用生命保険が任意です。
上記のようなお客さんにはフラット35をご案内しましょう。
物件を案内する際に過去の病歴等をヒアリングできれば、
よろしいと思います。
なかなか聞きづらいこともありますが・・・。
フラット35はまた別の機会に詳しく書きます。
「不動産の基本を学ぶ」という本のP160に詳しく記載があります。
業界未経験でも経験者でも独立開業を目指している方にはバイブルです。
是非ご一読を！！
