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外食産業の未来

外食産業の未来

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大学を卒業後、10年弱程外食産業に勤務していました。
不動産屋として独立した今となれば、過去の話ですが、
地獄のような日々であったと同時に、大学卒業後、すぐに不動産業界に就職をしていればと
後悔してもしょうがありません。
 
タイムマシーンに乗れば絶対就職しません。
 
そんな中、一蘭の社長が書類送検されました。
 
 
渋谷にある一蘭には定期的に行くので、勝手に身近に感じています。
 
私が外食産業にいた10年前は中国人留学生や大学生、高校生のアルバイトが
わんさかいました。
一回求人誌に募集広告を出せば、電話が鳴りやみませんでした。
あまりにも多くの応募があったため、応募の電話がかかってきても、
募集人員に達したため、途中でお断りすることもよくありました。
 
昨今、他の業界でもそうですが外食産業にも人材不足が深刻です。
募集してもこないので、求人広告の費用が無駄になっても、
人がいない事には営業が出来ませんので、求人広告を出し続けます。
でも来ません。電話すらなりません。
 
昔は高校や大学を卒業後、複数年修行をして自分の店をもつ夢を持った若者がたくさんいましたが、
いまや絶滅危惧種です。
 
隔世の感があります。
 
一生懸命お店の為に働いてくれていた中国人やタイ人はいなくなり、
数年前からベトナム人に取って代わりましたが、
こんなニュースが全国放送になります。
 
なんとか外食産業の人材不足をカバーしていたベトナム人まで
いなくなると思うと気の毒です。
 
行政や政治も人材不足に悩む外食産業を助けるのではなく、
逆に牙を向いてつぶしにかかっているとしか思えません。
 
本当に気の毒です。
 
完全にひとり不動産屋として転身した今、私には関係のない話ですが、
かつての仲間や友人には今も多くの外食関係者がいます。
 
はっきりいって未来は明るくありません。
誰が見てもそうでしょう。
 
そもそも、アルバイトや社員を安い給料で長時間労働
劣悪な環境という犠牲の上に成り立っている業界に人は来ません。
3年ほど前に某牛丼チェーン店の「ワンオペ事件」が衝撃でした。
あの事件がキッカケなのでしょうか。
あの事件以来あたりから外食産業人材不足問題が顕著になってきた感じです。
外食産業にもう社員はもちろんアルバイトすら来ません。
 
人が来ないから売り上げがあがらない。
売上が上がらないから給料も増えない。
売上が上がらないから設備投資が出来ない。
現場の人間が疲弊する。
 
原材料の値上げも深刻です。
若者のお酒離れも深刻です。
地方の場合は人口減も深刻です。
 
このようにビジネスモデルとして成り立たない業界は
資本主義社会からなくなるのは自然の流れです。
 
もうやめましょう。
 
繰り返しますが、外食に未来はありません。
ゴールデンウィークや年末年始もありません(笑い)
 
早いところ将来に備えて、転職を考えましょう。
 
不動産屋はいいですよ。
だってひとりで出来ますもん。
原価もないですもん。
 
未経験でも独立開業できるような具体的な記事を書いていきます。