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役所調査(やくちょう) 重要事項説明書の書き方

不動産業界関係者の皆様はもちろん、 業界未経験の方でも不動産屋を開業できるようなブログ を目指しています。 

 
 
少し前に法務局でのお話をしました。
今日はやくちょう(役場調査)です。
 
不動産売買契約において重要事項説明書(土地建物)は全A4で12ページあります。
分譲マンションの場合は管理規約などの内容がぷらすされるので全14ページです。
(分譲マンションの管理の内容はまた今度書きます)
 
2ページと3ページは前回の法務局の記事で取得した登記簿謄本等があれば、
それを重要事項説明書に転載するだけですので、未経験でも誰でも簡単に作成が可能です。
 
重要事項説明書の4ページから7ページにわたって記載する内容は物件所在地の
市役所(町役場)で確認・調査をし記載していきます。
 
政令指定都市などの大きな市役所であれば、「都市計画図」というA3の書類が
あります。各役場の都市計画課の窓口に行き、物件所在を告げ、物件所在地の「都市計画図」を発行してもらいます。役所によって違いますがだいたい1枚300円~500円くらいです。
 
「都市計画図」には
・法令上の制限
・建ぺい率
などの重要事項説明書に記載する必要がある内容が盛り沢山です。
 
で、田舎の町役場の場合は都市計画図がそもそもない役所がたくさんあります。
その場合は白紙の重要事項説明書を持参し、不動産業者である旨を伝え、
上記用途地域や前面の接道道路がどのような種類か、また再建築が可能かどうかも確認をし、メモをしていきます。
 
最初は戸惑うことが多いですが、
慣れてくれば誰でもできる簡単な作業です。
 
法務局の時にもお話をしましたが、
一度自分の自宅でもいいので、
役所に行き、都市計画図を取得し、重要事項説明書を作成してみるのもいいかもしれません。
 
法務局の時と同じく、
「不動産の基本を学ぶ」という本にわかりやすく役場調査の仕方が書かれています。
未経験で開業を検討されている方は一読をお勧めします。
 
 

 
 
P71~P96に詳しく記載があります。
 
未経験でも不動産業で開業は可能です。