不動産たろうのブログ 未経験で独立開業

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不動産業未経験の実務 法務局

不動産業未経験の実務 法務局
 

不動産業界関係者の皆様はもちろん、 業界未経験の方でも不動産屋を開業できるようなブログ を目指しています。 

 

 

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地番 (ちばん)(法務局に登録をされている番号のこと)
住所とは違います
 
不動産取引では郵便物を受け取る為の住所ではなく、
地番という番号を使います。
 
法務局に行って書類を請求する時も、不動産取引で不動産売買契約書、重要事項説明書も住所も一応記載しますが、この地番を記載します。
 

不動産業者は契約の度に法務局に行き、調査をしなければなりません。

(賃貸仲介業者はあまり行く機会がないかもしれませんが・・・)
 
取引をする不動産はもちろん、隣接するすべての地番の所有者を調べ、
 
・登記簿謄本(とうきぼとうほん)
・公図(こうず)
・地積測量図(ちせきそくりょうず)
 
を取得し、契約書と重要事項説明書に添付し、買主さんに渡さなければなりません。
上記の書類はクレジットカードがあれば、インターネットからもPDF形式で取得できますが、契約の際には原本を渡すのが一般的です。
原本は住民票や印鑑証明のような薄い青っぽい書面で発行されます。
買主が住宅ローンを利用する場合は、契約書面と一緒に金融機関に出さなければなりません。
 
住所表記とは違うこの地番の調べ方ですが、
管轄の法務局に電話をすれば教えて貰えます。
また実際に管轄する法務局に行けば「ブルーマップ」という地図がありますので、それを見ればわかります。それでも、もしわからなければ、職員に聞けばおしえてもらえます。
 
不動産未経験で開業独立を検討されている方、
もしくは興味がある方は、自分の家の管轄する最寄りの法務局に行き
調査をしてみるのも面白いかもしれません。
 
で、「登記簿謄本」「地積測量図」「公図」の書類の役割や意味は
このブログで説明をすると長くなるので、詳しくは
 
 
 
こちらの本の46ページから70ページかけて詳しく説明がされています。
こちらを読んでもらえれば、法務局関係実務において必要なことはだいたい理解ができると思います。