不動産業界関係者の皆様はもちろん、 業界未経験の方でも不動産屋を開業できるようなブログ を目指しています。
不動産屋を開業してすぐに、
売却の依頼を受けることはまずありません。
まずは他社が媒介を取っていて、指定流通機構に登録している業者物件、
いわゆる業物(ぎょうぶつ)をポータルサイトに掲載することから始めましょう。
このブログでも何度か書きましたが、売却希望者から媒介契約を取るのは至難の業で、
大手全国チェーンの売買仲介専門不動産業者でも取れるか取れないかの問題ですので、
起業したばかりの不動産業者はまず無理です。
1.指定流通機構(レインズ)を見て、業者に一軒一軒、
広告をさせてもらってもいいか確認
2.OKであれば、詳しい物件資料をファックスとかでもらう。
間取りと写真の素材をレインズから使わせてもらってもいいか確認。
だいたい室内写真はダメといわれるので、鍵を借りて自分で撮影し、
ネットにアップ
3.上記のやり方で数十件ほど掲載する
(下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる)
1.2件では話にならない。
業者によっては他社には広告をさせない業者も多いですが、
他社にも広告をさせてくれるウェルカム業者も多数あるので、
ご安心を。
レインズには業者が売主から媒介を取っている場合がほとんどですが、
中には業者が直接、売主になっている場合がある。
その場合当然だが成約になった場合買主売主双方から仲介手数料がもらえる。
いわゆる「両手取引」。
なので取引態様を要確認!!!(ここ重要)
スーモやアットホームではこのいわゆる「業者売主物件」ばかりを掲載している業者が
結構ある。当然競合も激しいので、一般媒介物件も掲載しましょう。
4.反響を待ち、案内につなげ→案内をする
だいたいこんな感じで他社の物件を掲載し、
徐々に案内の数を増やしていきましょう。
また、以前も書きましたが、概ね3.4件案内をすれば、1件くらいは買付ゲットできます。
ようは案内に結びつけることが大切なのです!
企業したばかりの未経験不動産業者さんは、
上記の事をとことん反復してやっていきましょう。
そうすれば、初契約もぐーっと近付きますよ。
理不尽上司とサヨナラするために
頑張りましょう。